2021年9月9日
日本認知症本人ワーキンググループ理事 佐藤雅彦
認知症の心構え
1 認知症になっても、不便であるが不幸でない。
2 できないことも増えるが、できることもたくさんあるので、希望を持って生きる。
3 できないことは、できないと割り切り、人の力を借りて、賢く生きる。
4 能力維持のため、できることは率先して行う。
5 廃用症候群にならないために、日記を書いたり、文章を書いたり、本を読んだり頭を使う生活をする。
6 できることをできる範囲でやる。できなくとも自分を責めない。
7 少しだけ頑張る、無理はしない。健康維持のために朝散歩3000歩以上歩く。
8 アルツハイマー病は進行する病気なのに、できなくなってもがっかりしないで希望を持って生きる。
9 できないことに目を向けるのではなく、できることに目を向け楽しく生きる。
10 不甲斐ない自分を受け入て前進む。何事も前向きに気考える。
11 受け身にならなくて、行動的に生活する。
12 問題を一人で抱え込まないで 人と相談して、解決する。
13 世に中、なるようにしかならないので取り越し苦労はしない。問題が起こったとき解決策を考える。
14 細かいことを気にせずにおおらかに生きる。
15 未来は明るいと信じる。
16 毎日、生かされていることに感謝して生きる。
17 平凡に暮らせることは、普通でなく、奇跡であると考えて感謝して生きる。
18 自分の能力を信じて、自分に自信を持って生きる。
19 人と比べない生活をする 人は人、自分は自分。人を羨んだりしないで、人の人生を歩まなく自分の人生を歩む。
20 人間にはわからないが、神様のご計画があるので、どんな試練にも負けない。
まとめ できることをできる範囲でやり、充実した生活を送る。すこしがんばり無理はしない。